2023年4月15日に、岸田文雄首相の和歌山県での演説会場で筒状のものが投げ込まれ、爆発した事件。
すでに、威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕された木村隆二容疑者ですが、選挙制度に関して不満を漏らしていたことが明らかになりました。
そこで、今回は木村隆二容疑者の犯行動機についてまとめていきたいと思います。
木村隆二の犯行動機は選挙制度への不満?
引用:Twitter
和歌山県で行われていた、岸田文雄首相の演説会場で筒状のものを投げ込み、爆発させた事件。
この事件では、木村隆二という24歳の男性が威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕されています。
首相を襲撃するという危険な事件を起こした木村隆二容疑者の犯行動機とは何だったのでしょうか…
選挙制度に関して不満があった
木村隆二容疑者は、選挙制度に不満があったとの見方がされています。
木村隆二容疑者は、年齢などを理由に昨年7月の参院選に立候補できなかったのは不当とだとして、国に損害賠償を求めて神戸地裁に提訴し、請求が棄却されていたことが分かりました。
昨年、7月10日の投開票の参院選に立候補しようとしたところ、公職選挙法の被選挙権(30歳以上)を満たさず、300万円の供託金も用意できないため立候補ができないとし、法の下の平等などを定める憲法に違反すると主張したとのこと。
さらに、国に対して、精神的苦痛を受けたという理由から10万円の損害賠償を請求していたようです。
この判決は、請求を棄却されており、木村隆二容疑者は不服を申し立て、大阪高裁に起訴し、今年の5月に判決が待たれる状態だったとのことでした。
引用:読売新聞オンライン
木村隆二容疑者が選挙制度に不満を持っていたことは間違いないようです。
しかし、このことが犯行動機に繋がっているのか、本人が黙秘しているので分かっていません。
新しい事件が分かれば、追記します。
世間の反応
これが決め手なのかはまだわからないけど、 どっちにしろ一つ言えることは、 山上被告と違ってこの男はそこまで重罪は適用されないかもしれず、 そこそこの若さでまた出てくる可能性がけっこう高いんだよね。 法律に不満があるたんびに爆発物投げられたんじゃたまんないよ。 ちゃんと取り調べに応じて、裁判でも正直に話して、 自分の罪と向き合ってほしいんだけどなあ。
30歳以上に制限するのではなく引き下げるべきだ、300万円の供託金(得票率が満たなければ没収)は高すぎると言うのなら同調する者もいるだろうが、年齢制限はともかく、選挙期間の活動費は殆どが税金から支給される(使用が制限される)のだから、気軽に立候補出来るのはいかがなものかというのもある。事件も含め、ちゃんと考えて理解して行動しているのか、幼稚さしか感じられない。こういう短絡さが世の中の閉塞感の中でもがいている普通の若者ということでしょうか。罪は本人が償うしかないのだが、家庭教育の責任だけでなく、被害者では済まされない政治屋も胸に手を当てる必要があるだろう。
一つの背景ではあるんだろうけど、いくら注目されたところで高裁でも棄却だろうし、尚且つこういう事件で多少議論は呼んでも結局この規定の合理性が補強されることになるのが関の山かな。 怪我された方も軽傷で、この容疑者もいずれ社会に戻ってくるのだろうけど、その時に多少の知名度が何かに生きるのか、あるいは汚名に苛まれるのかは定かでは無いが、いずれにせよ自由度が狭まる人生となるのは間違いないだろう。
引用:Yahoo!ニュース