フォイル・ギャラリーでは2012年12月1日(土)から12月23日(日)まで、梶井照陰写真展『HARBIN2009-2012』を開催致します。
本展では、梶井照陰が3年間の歳月をかけ撮影した、変わりゆく中国ハルビンの様子とそこに住む人々を捉えた、新作写真を展示します。
急速な発展を遂げる中国で、ハルビンの地にも沿岸部から開発の波が押し寄せてきた。開発地に指定された下町に住む人々は、自らの意志とは関係なしに立ち退きを迫られ、その土地で生まれた繋がりさえも奪われてしまう。2009年から2012年にかけハルビンを中心に梶井は、時代にのみ込まれてゆく下町と、新しく生まれ変わろうとする街並みを写真に捉えた。この写真に写る人たちは、いったい何を手に入れ何を失ってゆくのか。
横浜美術館で大勢の方に足を運んで頂いた展示が京都フォイル・ギャラリーにて開催となります。同名の写真集も、フォイルより発売しております。
この機会にぜひ、ご高覧ください。
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