「裸にされた生き物たち」 まるで顕微鏡で細胞を覗くような 誰も見たことのない、異次元の世界――。 2008年にFOIL GALLERYではじめての個展をおこない、新人ながら多くの話題をつくった鈴木まさこ、初めての作品集。動物をはじめとした、ポップで普遍性に溢れた愛くるしさすら覚えるモチーフ。その対局を成すかのように描かれる、密度の濃いディティール。極限まで表現された絵画世界には、宇宙を髣髴とさせる広がりと、またそれが私たち自身に宿る細胞をも思い起こさせ、恐怖にも似た感覚を覚えます。モノクロ作品を中心に、カラーで描かれる新作や銅版画作品も収録。
鈴木まさこ(すずき・まさこ)プロフィール 1981年生まれ、静岡県在住。主な展覧会に2004年二人展「素粒子」(ホワイトキューブギャラリー)、2008年「美しい世界」(FOIL GALLERY)など。その他「GEISAI」やグループ展を多数開催。