思えば「シマノホホエミ」はあの日から始まった――。 もし10年前に宮古島で小麦粉まみれの卒業生に出会わなかったら、島の10代を取り続けただろうか。 日本の島に住む10代のポートレイト写真を撮り続けて10年。彼らの瑞々しい表情を切り取った写真と文章が人々の心をとらえ、ベストセラーとなった『シマノホホエミ』。2001年の刊行から7年、新たに撮り下ろした写真も加え、16ページ増となって、装いも新たに、生まれ変わります。 長野陽一(ながの・よういち)